
胸の形が綺麗だと、スタイルも美しく見えますよね。
「胸」という、なかなかデリケートな部分の悩みは友人などにもなかなか相談できないもの。
「左右の胸の大きさが違う」「離れてる」「小さい」「垂れてる」「色が気になる」など、胸の悩みは人によって様々。
出産を経験したり、年齢を重ねることで胸の形が少しずつ崩れていってしまうのは仕方ないですが、原因はそれだけではありません。
そこで今回は「左右の胸が離れている」というお悩みをピックアップ。
たとえ胸が小さくても、形が綺麗であれば美しいバストといえるでしょう。
バストは大きさよりも形が重要と言っても過言ではありません。
胸が離れてしまう原因と対策をこちらで紹介していきたいと思います。
もくじ
胸が左右離れてしまう原因とは?
離れている胸の形は「二等辺三角形」
理想的とされる美しい胸の形は「正三角形」です。
鎖骨のちょうど真ん中から左右のバストトップを直線で結んだときに、その形が正三角形になっていれば美しい胸の形ということになるんです。
左右の胸が離れている場合、この形は底辺が長い二等辺三角形になっているはずです。
ちなみに、この形が辺の長さが長い二等辺三角形だった場合はいわゆる「垂れ乳」ということになります。
胸が左右に離れてしまう原因はクーパー靭帯にあった
胸には、乳腺や脂肪組織と大胸筋を繋いでおくために大切な「クーパー靭帯」という部分があります。
これが切れたり伸びたりすると「垂れる」「離れる」ということに繋がってしまいます。
しかも!このクーパー靭帯、一度切れてしまったり、伸びたりすると、もう元には戻りません!(泣)
そのため、クーパー靭帯が切れたり伸びたりしないよう胸を守る必要があるんです。
なぜクーパー靭帯が切れたり伸びたりするの?
クーパー靭帯が切れたり伸びたりするのには原因があります。
①ノーブラ状態でいること
何故かと言うと、激しく動き回らなくても、階段を昇り降りするくらいの日常的な動きによるバストの動きだけでもクーパー靭帯は伸びたり切れたりしてしまうんです。
そして、日中はもちろんですが就寝時も気をつけなければなりません。
寝ている間に胸が左右に揺れる刺激でもクーパー靭帯は切れたり伸びたりすることがあります。
②妊娠や授乳
妊娠中や授乳中は胸の急激な変化があります。授乳中は母乳が貯まるため、胸の大きさも1~2カップほど大きくなります。そのためクーパー靭帯が引っ張られてしまい、切れたり伸びたりということが起こります。
③加齢
歳を重ねるとコラーゲンが減少していきます。クーパー靭帯はコラーゲンで出来ているため、加齢によりコラーゲンが減少すると、胸を正しい位置に維持することが難しくなってしまうのです。
クーパー靭帯を守るための対策
自分の胸に合うブラジャーをつけること
締め付けられている感じが嫌で、緩めのサイズのブラジャーを着用しているなんていう方もいらっしゃるかもしれませんが、
ちゃんと自分の胸に合ったものを着用してください。
ピッタリとフィットしているサイズのものを着用することで、胸の揺れを少なくし、クーパー靭帯が切れたり伸びたりする原因を防ぐことができます。
夜はナイトブラを付けて眠る
四六時中ブラジャーを付けているのは窮屈に感じるかもしれませんが、
夜はナイトブラをつけるなど、ノーブラの時間を短くしましょう。
寝ている間にバストが左右に揺れるのもクーパー靭帯を傷める原因になります。
ちなみに、ブラジャーは長くても1年以内に新調するのが目安だという風に言われています。
ナイトブラって何?という方はこちらの記事をチェックしてみましょう。
ナイトブラの特徴を解説しています。
【2019年保存版】ナイトブラ人気おすすめランキング!ユニクロ、ノーブラで大丈夫?
栄養はビタミンCを積極的にとる
「クーパー靭帯はコラーゲンで出来ている」と先程も言いましたが、
ビタミンCはコラーゲンを作るために必要な栄養があります。
摂取することによりハリのある胸を作ります。
加齢によるクーパー靭帯や大胸筋の衰え、ホルモンの変化は自然なことで仕方のないことです。
しかし、運動を日常生活の中で取り入れていれることで、その衰え方もゆっくりにできるんですよ。
普段エレベーターやエスカレーターを使っているところを階段に変えてみたり、
一駅多めに歩いてみたり、日常生活の中で少しずつでも運動することを心掛けてみてはどうでしょうか。
クーパー靭帯は、切れてしまったら元に戻らない。
バストは時間の経過と共に綺麗になっていく・・ということは残念ながらありません。
今の胸の状態をいかに綺麗な形にケアしていくか?見た目がこれ以上悪くならないよう維持するかが大切です。
胸が左右離れる原因とは?まとめ
- 美しい胸の形のキーワードは「正三角形」
- 胸が左右離れているのは、クーパー靭帯が傷んでしまっているから
- 一度傷ついたクーパー靭帯は元には戻らない
- クーパー靭帯を守ることが大事
- 自分に合ったブラジャーを着用する
- 夜はナイトブラを着用する
- コラーゲンを増やす
- 適度な運動
今回この記事を読んでいただき、その原因となっている元がクーパー靭帯であるということがお分かりいただけたかと思います。
自分に合ったサイズ感のブラジャーを付ける、日常生活の中に適度な運動を取り入れる、といった工夫や努力をすることで胸の形はキープできます。
損傷してしまうと二度と戻らないクーパー靭帯!
美しい胸をキープするためクーパー靭帯を大事に守って下さいね。