
垂れ乳の原因は加齢によるものが大半を占めますが、稀に年齢が若い女性でも垂れ乳に悩んでいる方がいます。
対策などせずに過ごしていたら垂れ乳はどんどん悪化していくばかりです。
今回は垂れ乳になる原因や垂れ乳を治す・防ぐ簡単な筋トレをご紹介しますので、ぜひ今日から実践してみてはいかがでしょうか。
垂れ乳の基準と原因について
美しい胸の定義は、鎖骨の中心と左右のバストトップを線で結んだ時に正三角形が出来る状態とされています。
一方で垂れ乳とはこの三角形が左右の二辺が長く下にのびた二等辺三角形の状態です。
また垂れ乳の原因は人それぞれですが以下のような事が考えられます。原因を知る事で解決への近道にもなりますので、ご自身がどのタイプに当てはまるか確認してみて下さいね。
ホルモンバランスの変化
女性ホルモンの1つである「エストロゲン」の不足によるものですが、その原因は加齢・ストレス・睡眠や食事などの生活習慣の乱れなどが挙げられます。
クーパー靭帯の伸びや断裂
クーパー靭帯とは乳腺を支えてつなぎとめるために、バストトップの表面の皮膚から、大胸筋を包むように無数に伸びているコラーゲン組織の束の事です。
このクーパー靭帯が胸を釣り上げてくれている為、ツンとした上向きバストを保つ事が出来ています。
クーパー靭帯は一度伸びたり切れたりすると戻には戻らないと言われています。
重力はもちろんですが、妊娠や出産、過激なダイエットでのバストサイズの急激な変化、
激しい運動、などによってクーパー靭帯が切れてしまう事もあります。
垂れ乳を治す筋トレ5選
それではさっそく垂れ乳を治すための筋トレをご紹介いたします。
どれも日常生活に習慣として取り入れてやすいものばかりですので、チェックしてみてください。
①合掌のポーズ
両手のひらを胸の前で合わせて肘が地面と平行になるようにし、バストトップの位置に合わせて合掌のポーズをつくります。
両手に力を入れて押し合い、その状態を15秒間キープし力を抜きます。これを10セット繰り返します。
②膝をついた腕立て伏せ
四つん這いの姿勢から、両膝をくっつけて足先を床から上げ、その状態のまま腕立て伏せを10回程度行う。
③ダンベルフライ
・両手にダンベルを持ち、手のひらが向かいあわせになるようにする。
・肩甲骨をしっかりと寄せ、肩を後ろに引いた状態でキープ
・肘を曲げながらゆっくりとダンベルを下す
・ボトムポジションの肘の角度は100度~120度を意識
※10回×3セット
④ダンベルベンチプレス
・床に仰向けになり肩甲骨を寄せる
・肩甲骨を寄せたままダンベルを自分の目線の上に押し上げる
・顎を引き腕を閉じる動作を加えて大胸筋を完全収縮させる
・ゆっくり元に戻す
※10回×3セット
⑤胸鎖乳突筋を鍛える
胸鎖乳突筋が伸びているのを感じながらゆっくり頭の重みを利用しながら頭を回します。
左右それぞれ3週ずつ程度で十分に血行が良くなりスッキリする事を感じられるはずです。
垂れ乳を治す筋トレまとめ
加齢や女性ならではのライフステージを経る事でバストが垂れる事は避けて通れない事なのかもしれませんが、
少しでも早い段階で垂れ乳の原因や治し方を知り、筋トレやマッサージを日常生活に取り入れるなど適切な対応を心がければ綺麗なバストをキープする事は可能です。
この機会に毎日コツコツと取り組んでみてはいかがでしょうか。
以上、「垂れ乳を治す筋トレ5選 かんたんで効果が期待できるのはコレ!」でした。